補給部隊

つんでれメガネ分

やはりメガネ分を補給しないとね。


「あのさ…伊織?何してるの?」
熱心にPCで検索中の伊織に律子は訝しげに尋ねた。
「へっ?え…あの…その…何もシテマセンよー!」
その艶やかなお凸に、戦慄の汗が光った。


律子はしげしげとモニターを覗き込むと、そこには
眼鏡をかけている伊織の写真があった。
「何これ?」
まさか、このあたしに張り合おうって魂胆じゃないでしょ?
アイマスのメガネ・キャラの座を星井ままにしている、このわたしを
差し置いて、新キャラ作りって訳ですか?
「べ、別にマネとか、そんなんじゃないんだからねっ!」


「ほぅ…」
しかし律子は、ある案を思い付いた。


そうだ、メガネ軍団を作り、765プロから離脱して
新しい事務所を作れば良いんだわよね?そうよ!
まずは伊織、あなたが一番目の隊員よっ!
そう思うと、ニヤニヤが止まらない律子さんであった。